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熊などの有害鳥獣対策:草刈り・伐木・電気柵で地域を守る

  • 執筆者の写真: 一関解体工房コワスモ
    一関解体工房コワスモ
  • 2月7日
  • 読了時間: 4分

岩手県一関市、平泉町、宮城県気仙沼市、登米市、栗原市などの地域では、近年、熊やイノシシなどの有害鳥獣による被害が増加しています。農作物の被害だけでなく、人命に関わる危険な事態も発生しており、適切な対策が急務となっています。本記事では、有害鳥獣対策の重要性と、草刈り・伐木・電気柵設置などの具体的な対策方法についてご紹介します。


有害鳥獣被害の現状と対策の必要性


東北地方では、クマの出没件数が年々増加しており、特に秋から冬にかけての食料不足の時期に被害が集中します。熊は優れた嗅覚を持つため、人間の生活圏に近づきやすく、農地や住宅周辺での被害が後を絶ちません。また、イノシシやシカなどの被害も深刻で、農業経営に大きな打撃を与えています。

これらの被害を防ぐためには、単なる対症療法ではなく、根本的な環境整備が必要です。有害鳥獣は、人間の生活圏に食料や隠れ場所があると判断すると、繰り返し出没するようになります。そのため、環境を整備して、野生動物が近づきにくい状態を作ることが最も効果的な対策となるのです。



草刈りの重要性:見通しを確保する


有害鳥獣対策の第一歩は、草刈りです。雑草が茂った状態では、野生動物が身を隠しやすくなり、人間の活動を察知しにくくなります。定期的な草刈りにより、以下のメリットが得られます。

まず、見通しが良くなることで、野生動物の接近を早期に発見できます。これにより、被害を未然に防ぐことができます。次に、草刈りによって、野生動物の食料となる雑草や昆虫が減少し、人間の農作物への関心を低下させることができます。さらに、定期的な人間の活動が増えることで、野生動物に対して『ここは人間の領域である』というメッセージを発信することができるのです。

特に、農地周辺や住宅の周囲、山林との境界線付近の草刈りは重要です。これらの場所は、野生動物が人間の生活圏に侵入する際の『通路』となりやすいため、定期的な管理が必要です。春から秋にかけては、月に1~2回程度の草刈りが目安となります。



伐木による環境整備:隠れ場所を排除する


草刈りと同様に重要なのが、伐木による環境整備です。特に、農地や住宅周辺の山林に生い茂った樹木や竹林は、野生動物の隠れ場所となります。これらを適切に伐木・整理することで、野生動物が身を隠しにくい環境を作ることができます。

伐木の際には、以下の点に注意が必要です。まず、安全性の確保です。樹木の伐木は危険な作業であり、専門知識と技術が必要です。不適切な伐木は、樹木の倒壊や人身事故につながる可能性があります。次に、環境への配慮です。すべての樹木を伐木するのではなく、野生動物の隠れ場所となりやすい樹種や、農地に直接影響を与える樹木を選別して伐木することが重要です。

また、伐木後の処理も重要です。伐木した樹木をそのまま放置すると、野生動物の新たな隠れ場所となってしまいます。適切に処理・運搬することで、初めて対策の効果が発揮されるのです。



電気柵設置:物理的な侵入防止


草刈りと伐木による環境整備に加えて、電気柵の設置は、有害鳥獣対策の最後の砦となります。電気柵は、野生動物が農地や住宅に侵入することを物理的に防ぐ効果的な手段です。

電気柵の効果を最大化するためには、以下のポイントが重要です。まず、設置位置です。野生動物の侵入経路を予測し、その経路上に電気柵を設置することが重要です。特に、山林との境界線や、農地への出入り口となりやすい場所に優先的に設置すべきです。次に、柵の高さです。熊の場合、地面から1.5メートル以上の高さが必要とされています。

さらに、電気柵の定期的なメンテナンスも欠かせません。雑草が柵に接触すると、電気が逃げてしまい、効果が低下します。そのため、柵周辺の草刈りを定期的に行い、常に最適な状態を保つことが重要です。また、電池の交換や、柵の破損箇所の修理も定期的に行う必要があります。



総合的な対策が成功の鍵


有害鳥獣対策は、草刈り、伐木、電気柵設置などの複数の対策を組み合わせることで、初めて効果を発揮します。単一の対策だけでは、野生動物の知恵に対抗することは難しいのです。

一関解体工房コワスモでは、半世紀にわたり地域密着の農機具販売サービス業・建設業として培った技術とノウハウを活かし、有害鳥獣対策に関連する環境整備工事をお手伝いしています。草刈りや伐木などの作業は、単なる力仕事ではなく、安全性と効果を両立させるための専門知識が必要です。お困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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