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熊対策の新常識!岩手・宮城で今すぐ始めるべき有害鳥獣対策とは

  • 執筆者の写真: 一関解体工房コワスモ
    一関解体工房コワスモ
  • 3 日前
  • 読了時間: 5分

岩手県一関市、平泉町、宮城県気仙沼市、登米市、栗原市にお住まいの皆さん、昨年は熊の出没に悩まされ大変な年でしたね。最近は冬眠に入ったのかほとんど目撃情報はありませんが、春が近づいてきたので今のうちに対策をしたいところ。安心して農作業や屋外活動をするために、ぜひこの記事を参考にしていただけたら幸いです。



急増するクマ被害の実態


2025年11月、岩手県は「ツキノワグマ対策基本方針」を改定しました。これは国が2024年4月にクマを指定管理鳥獣に追加したことを受けた重要な動きです。宮城県でも状況は深刻で、2025年度のクマ目撃等件数は3,457件(2026年1月21日時点)に達し、過去最多となっています。

さらに驚くべきことに、宮城県では県内全域を対象にクマ出没警報が発令中です。もはや「山奥の話」ではなく、私たちの生活圏内での対策が必要な時代になっているのです。



なぜ今、有害鳥獣対策が必要なのか


クマの絶対数が増加していることが根本的な問題です。宮城県では2008年度の633頭から2024年度には2,783頭へと約4.4倍に増加しました。環境省によると、本州以南には約42,000頭以上のツキノワグマが生息しているとされています。

また、人間に慣れた「新世代熊」が市街地にも出没するようになり、岩手銀行本店駐車場や岩手大学構内、スーパーや高校周辺での目撃も報告されています。もはや「山に入らなければ安全」という時代ではありません。



効果的な有害鳥獣対策の3つの柱


1. 草刈りによる見通しの確保

クマは身を隠せる場所を好みます。敷地周辺の草刈りを定期的に行うことで、クマが近づきにくい環境を作ることができます。特に住宅や畑の周囲は、見通しを良くすることが第一歩です。草が伸びた状態は、クマにとって格好の隠れ場所になってしまいます。

草刈りは春から秋にかけて月1回程度の頻度で行うのが理想的です。特に6月から9月はクマの活動が活発になる時期なので、この期間は特に注意が必要です。


2. 伐木による緩衝帯の整備

岩手県の新方針でも「森林の緩衝帯整備」が重要な柱として位置づけられています。住宅地や農地と森林の境界部分の樹木を適切に伐採することで、クマが人里に近づきにくい環境を作ることができます。

ただし、伐木作業は専門的な知識と技術が必要です。誤った方法で行うと、かえって危険を招くこともあります。地域の建設業者や林業関係者に相談しながら進めることをお勧めします。


3. 電気柵の設置

電気柵は、クマを含む有害鳥獣対策として最も効果的な方法の一つです。クマが柵に触れると電気ショックを受けるため、学習効果により近づかなくなります。

電気柵設置のポイントは以下の通りです:

  • 地面から20cm、40cm、60cmの3段構成が基本

  • 電圧は5,000V以上を維持する

  • 草が伸びて柵に触れると漏電するため、定期的な草刈りが必須

  • 設置には電気工事士の資格は不要だが、安全管理が重要



行政の支援制度を活用しよう


有害鳥獣対策には費用がかかりますが、各自治体では補助金制度を設けています。一関市、平泉町、気仙沼市、登米市、栗原市それぞれで支援内容が異なるため、お住まいの自治体の農林課や環境課に問い合わせてみましょう。

電気柵設置の補助金は、材料費の半額から3分の2程度を補助してくれる自治体が多いです。また、集落単位での取り組みには、より手厚い支援が用意されていることもあります。



地域全体で取り組む重要性


岩手県の新方針では「県・市町村・猟友会・地域住民の連携体制の整備」が重要な柱として掲げられています。個人での対策も大切ですが、地域全体で取り組むことでより効果的な対策が可能になります。

集落での話し合いを通じて、どこに電気柵を設置するか、草刈りをどのように分担するかなどを決めていくことが大切です。また、クマの目撃情報を共有する仕組みを作ることも、地域の安全を守る上で重要です。



専門業者への相談も選択肢に


草刈りや伐木、電気柵の設置は、自分で行うこともできますが、専門業者に依頼することも検討してみてください。特に高齢者世帯や、広い敷地を管理する場合は、プロの力を借りることで安全かつ効率的に対策を進めることができます。

地域の建設業者の中には、有害鳥獣対策の経験が豊富な業者もいます。解体工事や外構工事と合わせて、総合的な敷地管理を相談できる業者を選ぶと、長期的な視点での対策が可能になります。



まとめ:今すぐ始める有害鳥獣対策


クマを含む有害鳥獣の被害は、もはや他人事ではありません。2025年の最新データが示すように、私たちの地域では対策が急務となっています。

まずは身近なところから始めましょう。定期的な草刈り、必要に応じた伐木、そして電気柵の設置。これらの対策を組み合わせることで、クマが近づきにくい環境を作ることができます。

そして忘れてはいけないのが、地域全体での取り組みです。隣近所と情報を共有し、協力して対策を進めることが、私たちの安全な暮らしを守る鍵となります。

春が来る前に、今年の有害鳥獣対策の計画を立ててみませんか。あなたとあなたの大切な人たちの安全のために、今できることから始めましょう。


一関解体工房コワスモでは、草刈、伐木、電気柵の設置・販売も対応可能です。ぜひお気軽にご相談ください!

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