解体工事+αよくある撤去費用の相場について
- 一関解体工房コワスモ
- 9月26日
- 読了時間: 5分
岩手県南・宮城県北の皆様、こんにちは。一関解体工房コワスモです。建物や設備の撤去を検討している方の多くが、最初に気になるのは「撤去費用の相場はいくらくらいなのか」という点ではないでしょうか。インターネットで調べても、撤去する対象物や作業環境によって金額が大きく変わるため、なかなか明確な答えが見つからずに不安になる方も多いと思います。
この記事では、建物の一部や外構、物置、ブロック塀、カーポートなど、よく依頼される撤去工事の種類ごとに費用相場を詳しく解説します。また、費用が高くなるケースや、安くできるポイントについても、実際の現場経験を交えて紹介していきます。
この記事を読むことで、撤去費用の目安や見積もりの考え方を理解でき、無駄な出費を防ぐための知識を身につけることができます。これから撤去を考えている方、見積もりを比較したい方、費用をできるだけ抑えたいと考えている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

撤去費用の相場を知ることが大切な理由
撤去工事を依頼する際、最初に気になるのはやはり「いくらかかるのか」という費用の部分です。撤去費用の相場を把握しておくことには大きな意味があります。まず、相場を知っていれば、不当に高い金額を提示されても冷静に判断できます。また、複数の業者から見積もりを取ったときに、なぜ価格に差があるのかを理解でき、納得のいく選択ができます。
例えば、一関市内でブロック塀の撤去を依頼したお客様のケースでは、3社から見積もりを取った結果、最も高い業者と最も安い業者では倍近い差がありました。しかし、相場を知っていたことで「極端に高い業者は避ける」という判断ができ、最終的に適正価格の業者に依頼できました。
このように、撤去費用の相場を事前に理解しておくことは、安心して工事を進めるための第一歩となります。
よくある撤去工事とその費用相場
撤去といっても内容はさまざまで、対象によって費用は大きく変わります。ここでは代表的な撤去工事について、それぞれの相場を紹介します。
物置の撤去費用の相場
物置の撤去は依頼が多い工事の一つです。費用相場は大きさや設置状況によって変わります。
小型物置(1~2㎡程度):2万円~5万円
中型物置(3~5㎡程度):5万円~8万円
大型物置(6㎡以上):8万円~15万円
費用が高くなるケースは、物置の中に不用品が残っている場合や、基礎コンクリートを解体・処分する場合です。逆に中が空で、簡単に解体できるタイプであれば安く済みます。
私が奥州市で対応した事例では、中型のスチール物置で内部に工具が残っており、不用品処分も同時に依頼されました。その結果、処分費用込みで約9万円となりました。このように付帯作業が費用を押し上げるポイントになります。
ブロック塀の撤去費用の相場
ブロック塀の撤去は安全性の観点から依頼が増えている工事です。費用相場は1㎡あたり4,000円~8,000円程度です。例えば高さ1.5m、長さ5mの塀の場合、面積は7.5㎡になるため、3万円~6万円が目安となります。
一関市のあるお客様は、老朽化したブロック塀の倒壊が心配とのことで撤去を決断しました。実際に工事を行ったところ、鉄筋がしっかり入っていたため作業に手間がかかり、見積もりよりやや高めの5.5万円となりました。このように、構造によっても費用が変わる点に注意が必要です。
カーポートの撤去費用の相場
カーポートの撤去は、本体の解体と基礎の撤去がセットになることが多いです。費用相場は5万円~15万円です。
アルミ製の簡易型カーポート:5万円~8万円
鉄骨製の大型カーポート:10万円~15万円
費用を抑えたい場合は、基礎を残して本体のみを撤去する方法もあります。ただし、後々の安全性や見た目を考えると、基礎からしっかり撤去するほうが安心です。
内装の撤去(スケルトン工事)の相場
店舗や事務所の退去時に多いのが内装撤去です。相場は1㎡あたり5,000円~15,000円と幅があります。10坪(約33㎡)の店舗であれば、15万円~50万円程度が目安です。
費用が大きく変わる要因は、仕上げ材の種類や設備の有無です。飲食店のように厨房設備がある場合は、通常より高額になります。
撤去費用を安くするためのポイント
撤去工事は同じ内容でも、工夫次第で費用を抑えることができます。
中の不用品を事前に整理する 物置や建物内部に残置物があると処分費用が上乗せされます。自分で片付ければ数万円の節約になります。
複数の業者から見積もりを取る 一関市や奥州市などでも、業者ごとに2倍近い差が出ることがあります。最低でも2~3社は比較することが重要です。
補助金を活用する 自治体によってはブロック塀撤去や空き家解体に補助金が出る場合があります。登米市や気仙沼市でも制度があるため、事前に確認するのがおすすめです。
撤去工事を依頼するときの注意点
撤去費用の相場だけでなく、安心して依頼するためには業者選びが大切です。
見積もり内容が明確か
廃棄物処分が適正に行われるか
現場調査をきちんとするか
実際に、一関市のお客様が「電話だけで金額を提示された業者」に依頼した結果、追加費用がかさんでトラブルになったケースもありました。現場調査をしない見積もりは信頼できません。
まとめ
撤去工事の費用は、対象物の種類や大きさ、設置環境によって大きく変わります。物置は2万円~15万円、ブロック塀は1㎡あたり4,000円~8,000円、カーポートは5万円~15万円、内装撤去は1㎡あたり5,000円~15,000円が相場です。
費用を抑えるポイントは、不用品を整理すること、複数の業者に見積もりを依頼すること、補助金を調べることです。また、業者選びの際には、見積もり内容の明確さと処分方法の適正さを必ず確認してください。
一関解体工房コワスモでは、一関市・平泉町・奥州市・陸前高田市・気仙沼市・登米市・栗原市を中心に、撤去工事の見積もりを無料で行っています。撤去費用の相場が気になる方や、具体的な金額を知りたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。お電話またはホームページからのご相談をお待ちしています。
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