こんにちは。
一関市で解体工事を承っています、株式会社フジテック岩手です。
弊社は一関市で解体工事のほか、公共民間問わず土木建設設備工事・空調水廻り工事・リフォーム工事、農機具の販売整備・レンタル、軽自動車未使用店「エコカーパーク」、「車検のコバック」を運営しています。
「一関市の空き家の解体工事をしてほしい」
「ブロック塀や倉庫、小屋を解体撤去してほしい」
「離農するので納屋を解体撤去してほしい」
「植栽を撤去してほしい」
「古いカーポートを撤去して新しく設置してほしい」
など、一関市の建物と外構(がいこう)の解体工事、リフォーム工事のご依頼をいただいております。
リフォーム以外のご相談時に必ず話題になりますのは、解体工事後の土地をどんな姿にするかです。
具体的には、「更地(さらち)」にするか、あるいは「整地(せいち)」にするかです。
両者の言葉は一般的には同じように使用されることが多いようですが、実は異なります。
そこで、今回は「更地(さらち)」と「整地(せいち)」の違いについて記します。
【目次】
1.更地(さらち)とは?
2.整地(せいち)とは?
3.土地活用を見据えて整地する
4.整地の方法・種類
5.一関市の解体工事は、地域密着の解体工事屋 株式会社フジテック岩手へ
1.更地(さらち)とは?
更地といえるには、土地に次の二つの条件が必要です。
この二つの条件が満たされないならば、更地とは言えません。
一つ目の条件は「敷地に建物が立っていない状態」であることです。
二つ目の条件は「敷地に権利の制限がなく、直ちに建物が建てられる状態」であることです。
一つ目の条件は分かりやすいですね。
建物などの定着物がない土地のイメージです。
これが解体工事において使用する言葉、「更地」の一般的な意味です。
二つ目の条件は初耳の方が多数ではないかと思います。
よほどの専門かでなければ、土地の法律や権利関係は日常的には意識しないでしょうから・・・。
二つ目の「権利の制限がない状態」とは、
「土地の借地権」や「地上権」や「使用貸借権」などが設置されていない土地のことです。
逆に申しますと、建物などが建っていない土地であっても、これらの権利が設定されている土地は更地とはいえません。
(抵当権につきましては、土地の使用を制限する権利ではないため、設定されていても更地といえます。ただし、売却時にはローンを完済するなどして抵当権を外す必要があります)
【ご留意事項】
解体工事会社としましては一般的には、一つ目の条件である「建物などの定着物がない土地」のことを「更地」と言っています。
二つ目の「権利の制限がない土地」とは、主に不動産関連業界で使用する言葉です。
そこで、このブログでは土地の権利関係には触れずに、「更地=建物などの定着物がない土地の状態」として記します。
(二つ目の条件、土地の権利関係に関することは専門家にご相談願います)
2.整地(せいち)とは?
前章では、「更地」とは「建物などの定着物がない土地」であると記しました。
この意味では、「整地」も「更地」と同じです。
では、「整地」は「更地」と何が異なるのでしょうか?
「整地」とは、「更地」をきれいにすることです。
少し堅めに申しますと、「更地を平坦にならし、重機で地固め(転圧作業)をすること」です。
(「転圧作業」とは、重機を使用して土地を締め固めることです。これによって、柔らかい土の密度を高め土地自体を安定させることができます)
「更地」が定着物のない土地の「状態」を指すのに比し、「整地」は更地を対象にした「行為(地固めという作業)」のイメージです。
(正確には、「更地」も「整地」を土地の意味で使います。上記はあくまでイメージです)
3.土地活用を見据えてから整地する
整地する前に抑えておきたいことは、整地後に土地をどのように活用したいかです。
例として、用途を六つ挙げてみます。
土地として売却する
耕地にする
駐車場にする
ご自身の家を新たに建てる
マンション、店舗、ビルを建てる
今はまだ未定だが、将来に備えて整地しておく
活用目的によって、次章に記す整地方法(仕上がり方)が変わりますので事前に土地の用途を決めておきましょう。
4.整地の方法・種類
仕上がり状態(整地後の姿)によって、いくつかの整地方法があります。
ここでは、三種類に大きく分けてご案内します。
どの整地方法が良いかは、整地後の土地の利用方法(用途)によって異なります。
①粗仕上げ
一番基本的な整地方法です。
建物解体後に残った不要物(コンクリート、木片、ガラス、大きな石など)を撤去します。
地中に埋まっているガラも取り除きます。
その後、重機を使って土地を平坦にならします。
②砂利・砕石・真砂土を敷き詰める
粗仕上げの後に、砕石や砂利を、ご依頼がありましたら真砂土(風化した花崗岩)を敷きます。
③土間コンクリート・アスファルト舗装
粗仕上げの後、場合によっては砕石舗装をした後に、コンクリートやアスファルトで舗装する整地方法です。
短い期間で施工したいならばアスファルト。
耐久性を求めるならばコンクリート。
土地の用途が定まっていない方は、1番目の粗仕上げがよろしいかと思います。
いずれ用途が決まった際に、いかようにでも整地できるからです。
粗仕上げは、経費的に一番お得です。
以上、「更地」と「整地」の解説とその違いについてでした。
5.一関市の解体工事は、地域密着の解体工事屋 株式会社フジテック岩手へ
弊社株式会社フジテック岩手は、地域に貢献することを大切にし、創業事業である農機具販売・整備から一関市の農家の皆さんのご要望に応える形で土木本管工事・水道設備工事へ事業を拡げて参りました。
解体工事後の土地の有効活用はもちろん、リフォームやリノベーション、水廻りの修理などもお気軽にお問合せ、ご相談ください。
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