空き家問題は、日本全国で深刻な社会課題となっています。
空き家は、景観や安全性の低下、火災や犯罪の発生源、地域コミュニティの衰退など、さまざまな問題を引き起こします。
そこで、空き家の所有者や利用者に対して、空き家の解体工事や改修を促進するための補助金・助成金制度が各地で導入されています。
今回は、一関市で実施されている「空家等解体工事資金利子補給補助金」「空き家バンク登録住宅改修補助金」について紹介します。
空家等解体工事資金利子補給補助金について
まず、「空家等解体工事資金利子補給補助金」は、空き家の所有者が金融機関から借入して解体工事する場合に、借入金額の利子を市が支援する制度です。
対象となる借入金額は解体工事費用の全額(ただし、500万円を限度とする)です。
対象となる利子は借入金額に対する利子(2.5%を超える場合は2.5%。5年間を限度とする)です。
申請に必要な書類は解体工事の契約書の写しや借入金に係る金銭消費貸借契約書及び償還予定表の写し、空家等建物の固定資産税課税明細書の写し、前年度の世帯全員の納税証明書、現況写真です。
空き家バンク登録住宅改修補助金について
次に、「空き家バンク登録住宅改修補助金」は、空き家を賃貸や売買する場合に改修工事の費用を補助する制度です。
対象となる住宅は、一関市空き家バンクに登録されたもので、対象となる改修工事は一関市内に店舗を置いている業者が行う工事です。
残置物の撤去に係る費用も対象となります。
補助金の額は改修工事等に要した経費の2分の1に相当する額(1,000円未満は切り捨て)とし、20万円が限度となります。申請時期は空き家バンクを通した賃貸借契約または売買契約の締結後、改修工事等着工前となります。この制度を利用すれば、空き家を快適に住めるように改修できます。
いかがでしたか?一関市では、空き家問題に取り組むために、2種類の補助金制度を用意しています。空き家の所有者や利用者の方は、ぜひこの機会に制度を活用してみてください。詳しくは一関市生活環境課(空家等解体工事資金利子補給補助金)、一関市交流推進課移住定住係(空き家バンク登録住宅改修補助金)までお問い合わせください。
また、一関市の補助金や助成金制度を利用する場合、「一関市補助金交付規則」にも一度目を通しておいてください。
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