「一関市の物件の解体工事を考えているけど、できるだけ費用を安くしたい!」とお考えの方も多いはず。本日は、一関市で解体工事を行う際の補助金についてご紹介します。
一関市ブロック塀等安全確保事業とは?
住宅の仕切り等によく使われているブロック塀。状態が悪いと、地震等の発生時に倒壊し、通行の妨げになったり、人に危害を及ぼしたりするおそれがあります。一関市では、そのようなブロック塀を撤去することにより、安全を確保するための事業を行っています。
つまり、一関市で住宅等の解体工事をする際、ブロック塀等の撤去が必要な場合は、この事業の対象になることによって補助金が交付されます。
一関市ブロック塀等安全確保事業補助金の交付対象になるには?
一関市ブロック塀等安全確保事業補助金の対象になるには、以下の4点すべてに該当する必要があります。解体工事を考えている住宅等に当てはめて確認してみてください。
① 道路等(一関市地域防災計画で指定している緊急輸送道路及び避難路並びに通学路(学校等 から半径500m以内の道路)のうち、道路法に規定する道路)に面しているもの
② 耐震診断を実施した結果、倒壊の危険があると判断されたもの
③ 過去にこの補助金の交付を受けたブロック塀等と同一敷地でないもの
④ 道路等からの高さが1.2m以上のもの(擁壁は含まない) ※ 道路等に面しない塀、門扉、門柱、フェンス、擁壁などは対象外
(引用:一関市ブロック塀等安全確保事業について
つまり、上記の4点を順番に要約すると、
①一関市が指定した道路に面していて、②一関市が危険だと診断し、③これまでに同じ補助金を交付されたことが無くて、④1.2m以上の高さがあるブロック塀等の解体工事を行う場合、補助金の交付対象になるということです。
一関市ブロック塀等安全確保事業の補助金はいくら支給されるの?
一関市ブロック塀等安全確保事業の補助金は、対象のブロック塀等の解体工事にかかる費用に対して適用されます。ブロック塀等の長さ1mにつき8万円が「対象経費」となります。では、ブロック塀等の解体工事をしたら、実際にいくら補助金が交付されるかというと、この「対象経費」の3分の2の額(1000円未満は端数切り捨て)で、最大で20万円となります。
例えば、支給対象のブロック塀が3mあり、これを解体しようとする場合、3m×8万円=24万円が「対象経費」となります。この「対象経費」に3分の2をかけます。24万円×2/3=16万円となります。つまり、この例だと、ブロック塀の解体工事にかかった費用に対して、16万円まで交付されるというわけです。一関市で住宅等の解体工事をする際、一関市ブロック塀等安全確保事業を活用することにより16万円も安く解体工事ができてしますのです。
一関市ブロック塀等安全確保事業を活用して、解体工事費を抑えよう!
いかがでしたか?住宅等の解体工事に比べると、ブロック塀の解体工事はあまり目立つことは無いですが、一関市ブロック塀等安全確保事業を活用することにより、解体工事にかかる費用を抑えることができます。
より詳しく知りたいという方は、一関市のホームページ(一関市ブロック塀等安全確保事業について - 一関市 (city.ichinoseki.iwate.jp))に詳細が載っていますので、確認してみてください。募集件数にも限りがありますので、ご検討はお早めに!「ホームページを読んだけど、よく分からない」という方は、フジテック岩手までお気軽にお問い合わせください!
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