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空き家を放置してしまった場合に起こりうる危険性について

一関市の空き家でお困りの皆様、地域密着の解体工事業者 株式会社フジテック岩手の解体事業ブログ担当です。

一関市から遠方に住んでいると、定期的に空き家の管理を行えなず、適切に管理されずに、空き家を放置してしまっている、といったご相談をいただいています。

そのような空き家は周囲にどのような被害をもたらしてしまうのでしょうか。

このページでは、空き家を放置してしまった場合に起こりうる危険性について説明します。



空き家を放置してしまった場合に起こりうる危険性

  • 老朽化による倒壊 なぜ、老朽化した空き家の倒壊の危険性が社会問題となっているのでしょうか。 それは、日本の家が主に木で造られていることが要因です。 木で造られた家は定期的な換気や適切な管理を行わないと、どんどん弱くなってしまい、構造材としての役目を果たすことができなくなってしまいます。 また、一般的に一関市の空き家は古いものが多く、特に耐震基準の改正前の昭和56年以前に建てられた建物は耐震性が大きく不足している可能性もあります。 そのため、小さな地震や台風でも倒壊する建物が出ています。

  • 景観の悪化 一関市の景観を害する空き家・空地とはどのような状態のことを指すのでしょうか。 それは、「景観破壊」と「治安悪化」です。 景観を破壊する空き家・空地とは、建物は老朽化し、雑草が高く伸び、長い間人が足を踏み入れていないような状態です。 このような家や土地は、景観上良くないだけではなく、不法投棄や害虫・害獣の繁殖の原因となってしまいます。 また、このような被害があった場合に適切な対応を取らず放置してしまうと、さらなる事態の悪化が予想されます。「建物は適切に管理する、早めに問題対処する」のが鉄則です。 景観破壊を引き起こしている空き家や空地によって、周辺住民が気にするのは治安悪化です。人の目がないことで不審者が家に住み着いてしまったり、不審火が頻発したり、建物に対するいたずらが発生したりといった状況が懸念されます。

  • 放火による火災 所有している空き家や空地が、どのような状態になっていると不審者による放火の危険性が高まるのでしょうか。 それは、管理されていないと思われる建物、土地です。 空き家は人の目がなく、燃えやすい枯草、ゴミ、紙ゴミなどが散乱していることが多いため、不審者による放火の可能性が高くなります。 消防庁の調べ(平成24年1月~12月)によると、日本全国の総出火件数は44,102件。 そして出火原因の1位は「放火」となっており、実に年間5,340件(総出火数の約12.1%)でした。 また、出火原因の特定が難しいものの、「放火の疑い」となっているのが3,184件もあり、「放火」と「放火の疑い」を合わせると、8,524件(総出火数の約19,3%)にも及びます。 つまり、全ての火事の5件に1件は「放火」または「放火の疑い」が出火原因となっています。

  • 不審者による治安悪化 所有者が遠方に住んでいて、建物の中には所有者の私物がおいてあるようなき空き家は不審者が侵入し、そのまま寝泊りしているという事例も報告されています。 玄関のドアはしっかりと施錠されていても、窓や勝手口が壊れている、または壊されてしまい、そのままにしていると衛生管理や犯罪の懸念も出てきます。 さらに怖いのが、放火による火災や小さい子を連れ込んでのいたずらなどのケースもあります。 また、人の侵入だけでなく、ネズミや猫、イタチなどが住み着いてしまうケースも頻発し、家の中をめちゃくちゃに荒らしまわってしまうため、その後の家としての利用が困難になり、建物の資産価値が落ちてしまうこともあります。

  • 雪の重みによる倒壊や落雪 冬になると、空き家で心配になるのは雪の問題です。 一関市など雪深い地域はもちろん、最近では関東地方などあまり雪に馴染みのない地域でも大雪が降ることが珍しくなくなりました。 雪の重みで建物が倒壊しないように防備すること、そして人への危害が起きてしまわないよう、落雪や倒木等には注意しなければなりません。 少ない量の雪でも、その処理は必要です。 通常、道路の雪かきは地域住民の方たちが協力して行っていますが、空き家の場合は雪かきする人がいないため、空き家の前はいつまで経っても雪が残っている状態の場合も多いのです。 いつまでも雪が残っている迷惑な空き家にならないよう、雪の処理は一関市の業者に依頼するか、近隣住民の方に事前にお願いしておくようにしましょう。

適正管理できていますか?

周囲に危害を及ぼす空き家にしないための管理とは、近隣住民の方への配慮だけではなく、自身の大事な資産を守ることでもあります。 そのためには、定期的に現地へ行って異常がないかを点検する「定期巡回」と、発見した異常に対処する「トラブル対応」の2つが必要となります。

  • 定期巡回 庭や外観、内装に異常がないか定期的に確認をしながら、窓や扉を開けて換気をおこないましょう。 定期巡回は空き家のトラブルに気付くためにも毎月1回以上実施することをおすすめします。 また、巡回の際にはご近所の方への挨拶が重要です。 一関市のご近所付き合いをきちんとすることで協力者となり、異変に気付いたときには手助けをしてくれる場合もあります。

  • トラブル対応 空き家は人が住んでいない分、さまざまなトラブルが付きものです。 例えば草木が伸びたり、やぶ蚊が大量発生したり、スズメバチが巣を作ったりしてしまうこともあります。 一関市の場合、田畑が隣接していると農作物への被害も発生しやすくなります。 また、雨漏りや屋根材・壁材などの建材が剥がれ落ちそうになっていたりする場合には早急な対処が必要です。 トラブルに迅速に対応することで建物の老朽化を防ぎ、良好な住環境を保つことが、一関市のご近所の方たちに迷惑を掛けている事態を防ぐことにも繋がります。



今回は一関市の空き家を放置することで起こりうる危険性についてご紹介いたしました。

空き家、特に木造住宅の解体工事は比較的安価に、スピーディに行うことができます。

少しでも早いお悩み解消に、地域密着の解体工事業者 フジテック岩手にぜひご相談お問い合わせください。


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