【絶対NG】一関の空き家放置は「特定空き家」の指定だけじゃない！所有者が負う重大な事故・事件リスク

岩手県一関市、そして気仙沼市にお住まいの皆さま。

「空き家を活用する方法」について前回お話ししましたが、今回はその裏側にある、空き家を放置することの最大のリスク、すなわち事故や事件の可能性について、解体専門業者である「一関解体工房コワスモ」が警鐘を鳴らします。

「解体工事一関」で検索されている方は、空き家を放置することの危険性を理解し、早期の対策をご検討ください。

1. 空き家放置で近隣を巻き込む「事故」のリスク

老朽化した空き家は、建物の所有者だけでなく、近隣住民の生命と財産を脅かす、極めて危険な存在となります。

空き家は人が住まないため、換気や手入れが行われず、老朽化が急速に進みます。特に湿気の多い日本において、木造住宅は柱や梁が腐食しやすく、シロアリ被害も深刻化します。

自然災害による倒壊: 一関エリアでも起こり得る台風や大雪、地震などの自然災害が発生した際、老朽化した建物は簡単に倒壊し、隣接する建物や通行人を巻き込む事故につながる危険性があります。
外壁材や屋根の飛散: 強風によって、屋根瓦や外壁材が剥がれ落ち、近隣住宅や車に損害を与える事故も発生しています。
所有者の責任（民法第717条）: これらの事故により第三者に損害を与えた場合、空き家の所有者は「工作物責任」として、数千万円から億単位の損害賠償責任を負う可能性があります。

空き家は犯罪者にとって人目につきにくく、格好の標的となります。

放火の標的: 警察庁の統計でも、空き家を対象とした放火事件は多く報告されており、荒れ放題の雑草やゴミなどが放火の延焼を拡大させる原因にもなります。
漏電火災: 長期間使用されていない配線や電気設備が老朽化し、漏電による自然発火のリスクも高まります。
延焼被害: 空き家が出火元となり、近隣の住宅へ延焼した場合、失火責任法により直接的な賠償責任は問われにくいですが、重過失と判断される場合や、近隣住民との関係悪化は避けられません。

管理されていない敷地は、害虫・害獣の温床となります。

害虫・害獣の侵入: 伸び放題の雑草や、雨漏りによる湿気で、ネズミ、ゴキブリ、シロアリ、スズメバチ、さらにはアライグマなどの害獣が住み着きます。これらの害獣が近隣の住宅に侵入し、感染症や健康被害、建物の破損を引き起こす原因となります。

人の出入りがない空き家は、その目につきにくさから、様々な犯罪行為の拠点として悪用されるリスクがあります。

特殊詐欺・違法薬物の送付先: 特殊詐欺の被害金や、密輸された違法薬物の送付先として、空き家が使われる事件が警察によって注意喚起されています。
暴行・殺人: 非常に稀なケースですが、空き家が暴行や殺人といった凶悪事件の犯行現場として利用された事例もあります。

事件に巻き込まれた空き家は、近隣住民に甚大な不安を与えるだけでなく、事故物件としての扱いになり、資産価値が大幅に下落し、売却が極めて困難になるという、所有者にとって最悪の結果を招きます。

空き家の放置は「特定空き家」指定による税金の優遇措置（固定資産税6倍）の解除だけでなく、ご紹介したような重大な事故・事件のリスクを伴います。

このリスクを回避するための最善の策は、空き家を「活用」するか「整理」することです。

活用が難しい空き家は、早急な解体工事によって更地にすることが、最も確実にリスクをゼロにする方法です。

一関解体工房コワスモは、一関市に根差した解体専門業者として、老朽化した空き家のリスクを熟知しています。解体工事が必要な場合はもちろん、空き家の活用や売却も含めたトータルサポートが可能です。

お客様の大切な資産を守り、近隣住民の安全を守るため、空き家のリスクに真摯に向き合い、適切な処置をご提案いたします。

「この空き家、もう危ないかも…」そう感じたら、手遅れになる前に、まず私たちコワスモにご相談ください。

一関解体工房コワスモの公式サイトはこちら: https://www.kaitai-fujitec.iwate.jp/